要介護に必要なリフォーム費用の補助金【まとめ】

6.住居・介護



おじいさんが車椅子の要介護になりました。
   
住み慣れた家で介護したいのですが、リフォームを検討しています。
   
補助金などの制度を詳しく教えて欲しい。


そんな悩みを解決します。
    
今まで、住み慣れた家。健康なときには何も気にせず生活をしていました。
   
しかし、突然におこる病気や怪我。後遺症が残ってしまい、車椅子生活に……
    
実際に、生活してみると、敷居の段差や、お風呂やトイレ、玄関など障害だらけ。
   
でも、住み慣れた家で元の生活を送りたい。
   
そんな時に必要になるのが、介護リフォームです。
    
介護保険サービスには、介護リフォームのための費用の一部を補ってくれる制度があります。
   
この記事では、それらの仕組みを解説いたします。
    
本文を読むと、補助金の仕組みや手順、リフォームの手順などを理解できます。
        

✔記事の内容

・介護リフォームとは?内容とタイミング
・介護リフォームの補助金を受ける条件
・介護リフォームまでの手順
・介護リフォームの具体的な箇所
・介護リフォームの注意点


✔記事の信頼性

筆者は、二級建築士、宅地建物取引主任者の資格を有する

       

現在、父と母は高齢であり、特に、父は脳梗塞の後遺症により車椅子生活を余儀なくされている。
そんな父が快適に暮らせるように、改装を決意。結果、今でも快適にすごしている。
   
同じような境遇の方や、老後を快適にくらしてもらうために執筆しております

介護リフォームとは?内容とタイミング

介護リフォームとは

介護リフォームとは、介護される人が住み慣れた自宅で安心して暮らせるように、危険なところや、障害になる箇所をなくし、自宅環境を整えるための改修工事のことです。
    
実は、介護される側だけではなく、介護する側のことも取り入れることが大事です。例えば、トイレの介助では、介護者も一緒に入るスペースが必要です。
    
  

介護リフォームのタイミング

介護リフォームが必要なタイミング2ポイント

・突然の病気やケガで後遺症が判明したとき
 
・普段の生活で、危ないと感じ始めたとき

介護リフォームの補助金を受ける条件

介護保険を利用すると、上限20万円までの工事に対して、補助金が支給されます。
   
これを介護保険制度では「住宅改修費」と呼びます。
   
    
*注意ポイント

・「住宅改修費」は、他の介護保険サービスの支給限度額には含まない
   
・介護認定度による限度額に差はない


では次に、介護保険の「住宅改修費」が支給されるための要件をまとめます

①利用者が要介護認定で、要支援もしくは要介護に認定されている
   
②改修する住宅の住所が利用者の被保険者証の住所と同一であり、利用者が実際に住むこと
   
③利用者が、福祉施設や病院に入院中ではないこと
   
④支給額は一人一回で20万の工事まで

介護リフォームまでの手順

介護リフォームまでの手順は下記の通りです。

①介護認定を受ける
②ケアマネージャーと相談する
③施工業者と契約
④市区町村に申請書類の一部を提出
⑤施工・完成
⑥施工業者に工事代金支払い
⑦市区町村に支給申請書を提出
⑧「住宅改修費」の支給

では順にみていきますね。

①介護認定を受ける

自治体より、要支援、介護認定を受けます

②ケアマネージャーと相談する

ケアマネージャと住宅改修プランを検討し、施工業者を選択します。
  

ケアマネージャーとは

ケアマネージャーとは、2000年に施工された介護保険法に基づき誕生した資格です。介護を必要とする方やその家族のニーズを把握し、最適な「ケアプラン」を作成。適切なサービスを受けれるように、自治体や事業者などと連携します。

③施工業者と契約

ケアマネージャ同席のもと、施工業者に改修する場所や工事の内容を確認してもらい、見積もりを作成、契約をします。

④市区町村に申請書類の一部を提出

市区町村に下記の書類を提出します。

・住宅改修費支給申請書
・住宅改修理由書
・工事見積書
・工事図面
・改修前の写真など

⑤施工・完成

工事を施工してもらいます。

⑥施工業者に工事代金支払い

利用者がいったん費用の全額を支払い、施工業者に領収書を受け取る

⑦市区町村に支給申請書を提出

市区町村に以下のの書類を提出します。

・改修後の状況がわかる図面や写真
・領収書
・工事費の内訳書
・住宅の所有者の承諾書(所有者が異なる場合)

⑧「住宅改修費」の支給

支給限度額20万円の枠内費用の9割~7割が市区町村から支給されます

介護リフォームの具体的な箇所 6種類

介護保険による「住宅改修費」の支給対象となる工事は決まっており、次の通りです。

①手すりの取付
②段差の解消
③床材または通路面の材料の変更
④引き戸などの扉のとりかえ
⑤便器の取り替え
⑥上の改修に伴い必要になる工事

①手すりの取付

転倒防止や、補助を目的に手すりを取り付けます。要介護者の状況によって、高さや向き、形状を決めましょう。

取付箇所

・玄関
・廊下
・トイレ
・浴室
・段差のあるところ

②段差の解消

転倒防止や、移動をスムーズにするために、敷居などの段差をなくす工事です。

段差の解消箇所

・屋外玄関のアプローチ
・玄関
・廊下
・浴室やトイレの入口
・各部屋の敷居

スロープや床のかさあげなどの工事をします。

③床材または通路面の材料の変更

転倒を防止するために、床材を滑りにくくしたり材質を変更する工事。

・畳からフローリング、クッションフロアなどへ変更
・階段に滑り止めをつける工事

④引き戸などの扉のとりかえ

移動を楽にしたり、通行の妨げにならないように扉を変更する工事

・トイレや浴室の扉
・開閉しやすいドアノブへの変更
・重い扉を変更

⑤便器の取り替え

和式便所から洋式便所への交換。(暖房便座、洗浄機能が付いても可)
   

⑥上の改修に伴い必要になる工事

ドアを交換する際や手すり取付の、下地の工事や、トイレや浴室工事の給排水工事など。付随してしなければいけない工事のこと。

介護リフォームの注意点

必ず施工まえに、申請をすること

介護保険の「住宅改修費」を利用するさいは、上記の補助金手順をよく読み、必ず、施工前に申請書類を提出すること。
    
施工がはじまったり、施工後に申請しても原則認められませんのでご注意を!

ケアマネージャと相談して適切な工事を

介護リフォームを考えるときは、必ず、ケアマネージャーにをはじめとする介護のプロに的確なアドバイスを受け、改修プランを検討しましょう。

さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございます。
  
筆者の父も、脳梗塞の後遺症で、左半分が動かなくなりました。
  
そして、現在、自宅にて、車椅子生活をしております。
   
その際に、やはり、介護リフォームを施しました。
   
急なことで、我々家族も何も知識もなく、つらい体験をしました。
   
同じような境遇のかたがいらっしゃいましたら、すこしでもお役にたってもらえたらと切に願います。
  
おすすめ関連記事


    
今回の記事は以上です。


    

コメント

  1. […] […]

タイトルとURLをコピーしました