お年寄りに快適なリフォームする所5選【おたくは大丈夫?】

6.住居・介護


家が古くて、住みずらくなってきました。
   
今のうちに改装しておきたいのだけど….


そんな悩みを解決します。
    
 
人生100歳時代になってきました。気づいたら70歳をこえ、身体が思うように動かなくなってきた。
ってことありませんか。
   
今、住んでいる家は、若い時代に建てたので、老後のことなど考えていなかったことが多いのです。
  
特に、高度成長期に購入した住居は、まだ、昔の日本建築を継承しており、玄関の段差や、トイレ、敷居の段差などお年寄りには暮らしにくいところがたくさんあります。

   
✔お年寄りの悩み

悩み例

・階段の上り下りがきつい
・階段を降りるとき危ない
・和式便所でしゃがむことができない
・玄関や、各部屋のしきりに段差があってつまずく

  
お年寄りの事故は年々増加しています。
今のうちに、できることをしておく必要があります。
    

この記事では、お年寄りに快適に暮らしていただくため、どこが危険なのか、どこを改装したらいいのかを具体的に紹介していきます。
    
本文を読むことにより、お年寄りの事故や怪我を防ぐことができ、快適な老後の住空間をつくるための知識をしることができます。

✔本記事の内容

・お年寄りの怪我や事故がおこる場所と具体的な対策

✔本記事の信頼性

筆者は、二級建築士、宅地建物取引主任者の資格を有する。
     
現在、父と母は高齢であり、特に、父は脳梗塞の後遺症により車椅子生活を余儀なくされている。
 そんな父が快適に暮らせるように、改装を決意。結果、今でも快適にすごしている。
   
同じような境遇の方や、老後を快適にくらしてもらうために執筆しております。

お年寄りの怪我や事故がおこる所(自宅)

実際に、古い家屋で起こり得る怪我や事故。
どんなところで起こっているのでしょうか?

・階段を降りてくるとき
・くつを脱いで玄関を上がるとき
・部屋に入るときのドアの敷居の段差
・風呂場のタイル
・和式便所のしゃがんだあと

では、順にみていきますね。

階段を下りてくるとき

お年寄りにとって危険なのは、実は階段をあがるときよりも、おりるときです。
   
昔のおうちは、敷地の関係で、階段の幅も狭く、急な作りになっていることがあります。
  
当然、狭いので、手すりをつけていないことがほとんどです。
   
降りるときに、足を滑らせると下まで落ちてしまい、大怪我をしてしまうことがあります。
  

✔考えれる対策

・2階の部屋をできるだけ毎日使わないで済むような生活スタイルに変更する
・手すりをつけてもらう
・階段の段差の先端にすべりどめをつける

では、順位みていきますね。
   

2階の部屋をできるだけ毎日使わないで済むような生活スタイルに変更する

階段の上り下りの回数をできるだけ少なくするために、寝室や洗濯干しなどを1階に移動させましょう。
   
なるべく、普段の生活では、2階にあがらなくてもすむように工夫することで、怪我や事故を未然に防ぐことができます。
   
✔移動すべきところ

・2階にあった寝室

・2階のベランダに設置していた洗濯干し

手すりをつけてもらう

お年寄りにとって、手すりのない階段の上り下りは実際、危険極まりないです。
   
もし、足を踏み外したときに、つかまるものが何もないからです。
    
しかし、手すりをつけるのは、素人ではなかなか難しいのが現状です。
   
手すりには、体重のすべてがかかります。それに耐えれるように、下地にしっかり固定して重さに耐えれるようにしないといけません。
   
壁の化粧ベニアや、クロスの貼ってあるボードにつけても意味はないのです。
    
その下にある柱を探して、しっかりと固定することが求められます。
   

階段の段差の先に滑り止めをつける

階段の段差の先端に滑り止めをつけるのも有効です。
  
特に、冬は靴下をはいたまま、木の階段を下りていて足を滑らすことが多いです。
  
滑り止めには、テープになったものと、マットと2種類あり、普通に販売しています。
  
これはプロに頼む必要はありませんので、普通に取り付けましょう。

探すのが面倒な方は、アマゾンにも売ってますのでどうぞ
   
✔滑り止めマット 

✔滑り止めシール

靴をぬいで、玄関をあがるとき

バリアフリーなんていう言葉は、ほんとここ10年ぐらいの話です。
   
昔の家は、玄関を開けたら土間があり、そこで靴を脱いで、30cm近い段差を上がって家に入ります。
   
水害の被害を最小限に抑えるための、先人たちの知恵なんでしょう。

しかし、お年寄りの方にとって、この段差がきつい。
    
特に、玄関なので必ず通らなければいけませんし、その回数が多い。
    
ここでできる対策としては二つです。
   
・手すりを付ける
・玄関の上がり台を置く
  

手すり付きの踏み台をつける

上がり台は普通に売っていますので、それを購入しておけば解決です。
   
しかし、手すりは素人には工事できません。
   
そこで見つけたのが、ナイスな商品「手すり付きの踏み台」。
   
いや〜頭のいい人がいますね。これを買えば両方解決です。
  
✔玄関の手すりつき踏み台

かなり種類がありました。予算に応じて購入をおすすめします。
  
安さも大事ですが、体重がかかるところなので、丈夫なのがいいですね。

部屋に入るときのドアの敷居の段差

最近の新築の家では、すでにありません。しかし、むかしの家では必ずありますよね。
   
廊下から各部屋の入口や、扉の足ものにある段差。1cmから高いとこで2cm。
    
何気なく歩いてつまずいて転倒する場所です。
   
これの対策としては2種類あります。

・床を全面張替えリフォームし、高さを敷居に合わせる
・敷居にスロープを取り付ける

床を全面張替えリフォームし、高さを敷居に合わせる

床を全面張替えリフォームし、高さを敷居に合わせる工事を行います。
   
長所は、完全に高さが揃うために、仮に車椅子生活になってもスムーズに移動できます。
   
短所は、床の全面張替えは、当然、かなりの費用がかかります。

敷居にスロープを取り付ける

これまた、便利グッズの紹介になってしまいますが、敷居に取付タイプの小さなスロープが売っています。
  
これを取り付けると、費用も安くすみ、転倒防止になります。
    
ただし、欠点として完全にフラットになるわけではありません。
  
✔敷居用のスロープ

敷居の高さをしっかり確認して、合ったサイズを注文しましょう。

風呂場のタイル

むかしの家は今のようにユニットバスではありません。
  
風呂釜を置いて、風呂場を作り、仕上げにタイルで化粧をしています。
   
このタイルが曲者です。
   
滑ります。
    
危険なのは、お父さん。晩酌をしたあと、風呂にはいり、滑って頭を打つ大怪我。
   
しかし、風呂場はひとりなので、誰も気づかないという大惨事。
  
このような大惨事が起こる前に、対策をしておきましょう。
   
✔考えれる対策
・風呂を最新のユニットバスに改装する
・滑り止めグッズを設置する

風呂を最新のユニットバスに改装する

現在ある風呂を取り壊して、新しい最新のユニットバスに改装します。
  
最新のユニットバスは、床はすべりどめ加工がしてあり、かつ手すりなども標準装備しているものがほとんどです。
 
【デメリット】
はっきりいって、水回りの改装工事は高額です。
・解体工事
・水道工事
・左官工事
・電気工事
・大工工事
・ガス工事
・ユニットバス設置工事
  
業者さんの数が多いほど割高になります。 
単純に100万以下で終わることはまずないでしょう。

滑り止めグッズを設置する

滑る箇所は、2つ。
・体を洗う場所
・浴槽内
  
この二つに滑り止めマットを設置しましょう。
    
最近はアマゾンになんでも売っていますので紹介しておきます。

✔浴槽内の滑り止めマット

✔浴室内の滑り止めマット

和式便所のしゃがんだあと

歳を取ると、だんだん膝が衰えてきます。
  
「膝が痛くて、トイレのしゃがむのがつらい」
   
私の母も同じでした。
   
そしてなにより恐ろしいのは、脳卒中

  しゃがみ込むと、ふくろはぎで血管が圧迫され、血行が遮断されます。そこで血圧が上昇します。排便後、立ち上がると今度は、圧迫されていた血液が急激に流れ出し、立ちくらみや、脳卒中を引き起こす原因になると言われています


これの対策は二つあります。
  
・和式便所を解体して、洋式の便所に付け替える
・和式便所の上に設置して、座れるようするアイテムを取り付ける

和式便所を解体して、洋式の便所に付け替える

現在、ついている和式便所を解体して、新しい洋式便所に入れ替える工事を行う。
【メリット】
・新型なのでウォシュレットなど機能つきに変えることができる
・ついでに手すりなどの工事もしてもらえる
・最近では省エネで水道代も節約できる
  
【デメリット】
・工事金額が高額
  
風呂と同じで、水回りは高いです。。。。
   
特に和式便所は床と一体式になっています。
   
床を解体し、便器を取り外し、新たに大工に床や壁を作ってもらって、便器を設置します。
  
業者がたくさん必要なので100万以下では施工できません。

和式便所の上に設置して、座れるようするアイテムを取り付ける

はっきりいってこれは便利!
  
実際わたしも、施工しました。
 
画像としてはこんな感じです。

このグッズに関しては、別で記事を書いてますのでそちらを参考にしてください
   
  
和式便所にしゃがめない【高齢、膝が痛い】を解決

さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございます。
    
実際、私の両親も高齢になり、リフォームをしました。
   
業者さんにすべてを依頼すると大変な金額になってしまいます。
   
業者に依頼することは依頼し、自分達でできることは自分達でする。
   
そうして、安全に怪我や事故なく暮らしていける環境をつくってあげること。
   
これが、産んで頂いた親への感謝と親孝行ではないでしょうか。
    
今回は以上です。

    

   

    

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